“書けない”を突破する──履歴書でつまずく3つのポイントと乗り越え方
「志望動機が書けない」──“完璧”を求めすぎていませんか?
履歴書作成で最も多い悩みの一つが、「志望動機が思いつかない」です。
でも実は、“完成された動機”を最初から書ける人はいません。
まずは、「どこに興味を持ったのか」「どんなところに惹かれたのか」を素直に書き出してみましょう。
- 見学で感じた雰囲気がよかった
- 教育制度がしっかりしていると感じた
- 自分の得意分野を活かせそうだと思った
そこに、「なぜ自分がそう感じたのか」という理由を添えていけば、自然と“動機”になります。

「長所・短所が思いつかない」──周囲からのフィードバックをヒントに
自分の長所や短所は、自分では見つけにくいもの。
だからこそ、友人や先生、アルバイト先の人などに「自分ってどんな人?」と聞いてみてください。
- 真面目でコツコツタイプ
- 明るくて話しやすい
- 視野が広くて落ち着いている
自分では「普通」だと思っていたことが、実は強みだったりします。
短所も、「気にしすぎる」などの性格傾向は、「慎重」「丁寧」といった見方に変えられることがあります。
「言葉がかたくなりすぎる」──“誰かに話すつもりで書く”
履歴書を書いていると、ついかたい表現ばかりになってしまいがちです。
でも、読むのは“人”です。
- 「〜でございます」「〜致しました」ではなく
- 「〜です」「〜しました」でOK
「友人に話すわけではないけれど、目の前に先生がいるつもりで書く」と、ちょうどよい言葉づかいになります。
書けないときは「考える→書く→見直す」を繰り返そう
履歴書は、1回で仕上げようとせず、
①考える → ②とりあえず書く → ③見直して整える
というステップで進めていきましょう。
思考と表現を行ったり来たりすることで、自分らしい一枚に近づいていきます。