“志望動機が薄いかも”と思ったときに試したい深掘りの方法
書けたけど、なんだか説得力がない…
志望動機欄に一通り文章を書いてみたけれど、「なんとなく浅い気がする」「これで伝わるのかな?」と不安になることはありませんか?
その違和感は大切なサイン。読み手に伝わる志望動機は、単に“興味を持った理由”だけでなく、“自分自身とのつながり”が言葉になっているものです。

「なぜそう思ったのか?」をくり返す
たとえば「教育制度が整っているところに魅力を感じた」と書いたとしましょう。
そこから一歩踏み込んで考えます。
- なぜ教育制度に魅力を感じたのか?
- 自分はどんなふうに成長したいのか?
- 以前の経験と重なるところはあるか?
このように「なぜ?」を3回繰り返すだけでも、ぐっと深みのある文章になります。
「自分との接点」を文章に入れる
志望先の魅力だけを書いてしまうと、“誰でも書ける文章”になりがちです。
たとえば次のように、自分の体験や価値観と結びつけることが大切です。
例)
患者様との信頼関係を大切にする姿勢に共感しました。
私自身、実習で患者様と丁寧に話す中で安心感を持ってもらえた経験があり、
その経験が自分のやりがいにつながっていると感じています。
このように、自分の過去の行動や実感を言葉にすると、説得力がぐっと高まります。
「将来どう関わりたいか」まで書いてみる
「この治療院に入りたい理由」と同時に、「この治療院で何を実現したいか」を書くことで、動機はさらに強くなります。
たとえば──
- 将来、後輩を育てられるスタッフになりたい
- 地域の高齢者ケアに積極的に関わりたい
- 女性スタッフとして、患者さんに安心感を届けたい
未来への意志があることで、読み手にも“この学生と一緒に働くイメージ”が浮かびやすくなります。