就職活動、どう進める?──迷わないための基本ステップ

「そろそろ就職活動を始めなきゃいけないけど、何から手をつけたらいいのか分からない」。そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。焦りを感じるあまり、何となく求人票を眺めたり、周囲に流されて行動したりしていませんか?

今回は、就職活動を効果的に進めるための基本ステップをご紹介します。

1. 「理想の働き方」を言語化しよう

最初にやるべきことは、“自分の理想の働き方”を明確にすることです。「患者さんとじっくり向き合いたい」「幅広い技術を身につけたい」「通いやすい場所で長く続けたい」など、あなたなりの“譲れない条件”を紙に書き出してみましょう。

この段階をすっ飛ばしてしまうと、「なんとなく」で選んでしまい、入職後に「思っていたのと違う…」となってしまうことが多くあります。

2. 求人票の“中身”を読み解く力をつけよう

求人票に書かれている条件面(給与、勤務時間、福利厚生など)はもちろん重要ですが、それだけで判断するのは危険です。たとえば「研修制度あり」という言葉の中身が、1日座学で終わるのか、それとも現場での実習まで丁寧にあるのかでは大きな違いがあります。

中和キャリアでは、各求人ページに「職場の雰囲気」や「先輩の声」といった実情に迫る情報も記載しています。条件面だけでなく、“働くイメージ”を持てるかどうかを大切にしましょう。

3. まずは「見学」を第一歩に

就職活動の第一歩としておすすめなのが「職場見学」です。見学をすることで、求人票では分からない情報(雰囲気、人の動き、患者層など)が一目で分かります。

ただし、見学は“ただ行くだけ”では意味がありません。事前に見たいポイントや確認したいことをメモしておき、積極的に質問しましょう。「質問が多い=やる気がある」とプラスに受け取られるケースが多いです。

4. 早めのスタートが未来を変える

「まだ2年生だから」「国家試験が終わってからでもいい」と思っていませんか? 実は、見学や準備を早めに始めた学生ほど、自分に合った職場を見つけ、納得のいく就職を実現しています。

中和キャリアでは、1年生からの情報収集・見学参加も歓迎しています。「早すぎる」ということはありません。むしろ、焦らず余裕をもって考えられる時期にスタートするのが理想です。