【キャリア紹介】鍼灸師だから届く、その一手。あはき師がスポーツトレーナーとして活躍するリアル|株式会社Revive 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 三宅佳希さん

お話を伺った方
三宅佳希さん
株式会社Revive|鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
担当チーム:大学硬式野球部・社会人バスケットボールチーム
2023年4月入社
院での施術を終えた午後、ユニフォームが並ぶグラウンドやコートへと向かう。そんな毎日を送る三宅さんは、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師として院内勤務をしながら、スポーツトレーナーとしても活躍している。ふたつの現場を行き来する三宅さんに、その仕事のリアルを聞いた。
1週間のスケジュール
院での勤務は週3日。午前中は院で地域の患者さんの施術を担当し、午後からトレーナー先へ移動してトレーナー活動を行う。午前と午後で現場が切り替わる、密度の濃い1日だ。
インタビュー
トレーナーを目指したきっかけ
三宅佳希さん 自分自身が成し遂げたい目標があって、それを達成するために一番可能性が高い道がこれだと思ったからです。
──シンプルだが力強い言葉だ。その「目標」に向かって、まず選んだのがあはき師という資格だった。
鍼灸師の資格が活きる場面
──あはき師の資格は、スポーツの現場で幅広く力を発揮する。
三宅佳希さん 急性外傷や日々の疲労ケア、慢性的な疾患まで、多くの場面で活きています。たとえば足関節捻挫の急性期では、腫脹をなるべく抑えて早期回復を図るために鍼灸が役立ちます。また、物理療法が使えない現場でも鍼灸は使えるので、対応の幅が広がります。
Revive入社〜トレーナー事業部立ち上げまでの道のり
──入社後、三宅佳希さんがこだわったのは「圧倒的な数」だった。
三宅佳希さん とにかく施術回数にこだわって、多くの患者さんに入ることを意識しました。やりたいという気持ちを幹部の方に伝えながら、自分自身は結果を残していく。その積み重ねが、トレーナー事業部の設立という機会につながりました。
──事業部設立後も、様々なスポーツの現場に積極的に出向き、多角的な視点を取り入れ続けている。
やりがいと、一番大変なこと
──現場で最もやりがいを感じる瞬間を聞くと、こんな答えが返ってきた。
三宅佳希さん 選手と一緒に試合に勝った時です。シーズンを通して選手と行動をともにして、試合期に入ると日頃の積み重ねが結果に出てくる。その瞬間は本当に嬉しいです。ケガから復帰した選手がパフォーマンスを上げて、感謝の言葉をもらえた時も、やりがいを強く感じます。
──一方、大変さを感じるのは意外なところにあるという。
三宅佳希さん 選手それぞれの好みに対応しなければいけない場面です。試合中のドリンクの種類や渡すタイミング、テーピングの巻き方など、細かい要望を把握して認識を合わせていく。記憶力との戦いです(笑)。
院内勤務との両立で工夫していること
三宅佳希さん 院では、多くの患者さんからさまざまな知識を教えていただくことを大切にしています。一見スポーツと関係なさそうな話でも、ひと通り聞いて学んでいくと、選手へのコミュニケーションや情報提供のヒントになることがある。どちらの現場でも話題のタネになるんです。
──物事を多角的に捉える姿勢が、院とフィールド、両方の現場を豊かにしている。
学生時代を振り返って
三宅佳希さん 自分の身体を動かしながら学んでいたことが、今に活きていると思います。学んだ知識を自分の身体で試して、効果があったものを選手にアウトプットする。実際に体感しているから、視覚的にも伝えやすくなります。パーソナルトレーナーとしても活動していたので、様々な方への伝え方を学べたことも大きかったです。
──やっておけばよかったことは、もっと多くのスポーツの試合を観ておくことだという。
三宅佳希さん 種目によってトレーナーの動きは全然違います。初めての現場でもスムーズに対応できるよう、いろんな競技を実際に観ておくことで知識が増えると思います。
スポーツトレーナーを目指す学生へ
三宅佳希さん トレーナーは、様々な視点から物事を見ていかなければいけない仕事です。学生時代からたくさんのことに挑戦して、いろいろな価値観を身につけてください。大変なことも多いですが、選手と勝利を分かち合ったり、大観衆の前での試合を間近でサポートできたり、普通では経験できないことがたくさんあります。日々の積み重ねを大切に、自分自身の目標に向かって頑張ってください。
取材協力:株式会社Revive

