履歴書の提出後にやるべきこと──出して終わりにしない「就活マナーと準備」
はじめに
履歴書を提出したあと、「とりあえず一段落」と安心していませんか?
実はその提出のあとこそ、次の選考に向けての重要な準備期間です。
提出したことで就職活動は前に進みます。だからこそ、「終わった」と思わずに、やるべきことを整理しておきましょう。

1. 送付後の確認と連絡
メール・郵送いずれにしても「提出完了の報告」は丁寧に
たとえば以下のように、一言メールを入れるだけで印象は大きく変わります。
件名:履歴書送付のご報告(中和医療専門学校 ○○)
本文:本日、貴院の求人へ応募する履歴書を提出いたしました。ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
特に提出手段がPDFやLINEなどの場合、「届いているかの確認」もかねた一報はマナーとして重要です。
2. 面接に備えて準備しておくこと
履歴書を出したら、数日~1週間程度で面接日程の連絡が来ることもあります。
いつでも対応できるよう、以下の準備を整えておきましょう。
- 志望理由・自己PRの再確認
- 面接希望日時の候補(3つ程度)を考えておく
- 面接会場までのアクセスチェック(迷わず行けるか?)
- 服装・靴・髪型などの身だしなみの確認
「明日来られますか?」と急に連絡が来ても、焦らないようにしておくのがポイントです。
3. 提出内容のコピーを保存しておく
送付前に履歴書や志望理由書の内容をスマホで写真に撮っておくと便利です。
面接で「どう書いたか忘れてしまった…」とならないためにも、自分の提出物を把握しておくことが重要です。
4. 連絡が来ない場合の対処法
1週間以上連絡がない場合は、問い合わせしても失礼にはなりません。
- 件名:応募書類に関するご確認(中和医療専門学校 ○○)
- 本文:先日、履歴書を送付させていただいた○○です。書類の到着および、今後のご予定についてお伺いできましたら幸いです。
ただし、送付直後に何度も催促するのは逆効果です。
“適度なタイミングで丁寧に”が基本です。
まとめ
履歴書を出したら、ゴールではなくスタートです。
丁寧な連絡、的確な準備、冷静な対応をしておくことで、その後の面接がスムーズになります。
提出した瞬間から、「次の一歩」はもう始まっているのです。